マウス腱鞘炎の予防と対策
マウスを使っているとき、指や腕に突っ張ったような違和感や痛みはありませんか?
マウス腱鞘炎が悪化すると、指や腕がつりそうになったり、肩こりや頭痛がひどくなったり、体のさまざまな場所に症状が現れるようになります。
おかしいな。と思ったら、重症化、慢性化する前に、早めに対策することが大事です。
マウス腱鞘炎かも?・・・と思ったら
マウス腱鞘炎は、病院で治療すれば治る!というわけではありません。
原因を突き止め、原因そのものを改善しなければ何度でも再発してしまいます。
マウス腱鞘炎かも?・・・と思ったら、症状が悪化する前にまずは原因を探ってみましょう。
姿勢を正して作業できていますか?
パソコンを長時間使う人は、その姿勢にご注意ください。
無理な姿勢・悪い姿勢を続けていると、体が歪み、肩こり・腰痛・頭痛を招いたり、マウス腱鞘炎を慢性化させる原因になってしまいます。
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こまめに休憩をとっていますか?
長時間の連続作業は、手だけでなく全身に負担がかかります。
適度に休憩をとり、ストレッチ、ツボマッサージ、軽い散歩をする、目を閉じる、などして、作業の合間にリラックスすることも必要です。
目安としては、厚生労働省が発表している「VDT作業における労働衛生管理のためのガイドライン」にもあるように、連続作業時間が1時間を超えないようにすることが理想です。
「50分~60分の連続作業+10分~15分の休憩」が、疲労を軽減し、作業効率を上げるのに効果的と言われています。
とはいえ、疲れの感じ方や集中力の持続には個人差がありますし、あまり細かくしすぎると却って作業効率が落ちる場合もありますので、自分に合ったペースで休憩時間を設け、体に負担をかけすぎないよう作業時間を管理しましょう。
そのマウス、あなたの手に合っていますか?
マウスの裏側やマウスパッドが汚れていたり、長期間の使用によって摩擦で劣化している場合、マウスの滑りが悪くなり、手に負担がかかります。
マウスの大きさが合っていない場合も、手が疲れやすくなります。
- マウスやマウスパッドを掃除する。新しいものに変える。
- 自分の手にあったマウスや、マウスの代用品を選ぶ。
など、マウスの違いひとつで症状が和らぐ場合も多いです。
手が小さい人向け!
マウス腱鞘炎に優しい入力装置ランキング
手が小さい私が、腱鞘炎になった時に実際に試して良かった入力装置のランキングです♪
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ペンタブレット
ペンタブレットは、ペン型の装置と板状の装置を組み合わせて使うもので、主に、画像を編集・加工したり、イラストを描いたり、細かい作業を快適に行うために使用されます。
私がマウス腱鞘炎の時に使用して、一番痛みが軽減されたおすすめの入力装置です。
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トラックボール
マウスを移動させず、ボールを回転させることでマウスカーソルの操作ができる入力装置です。
マウスを移動させないため、狭いスペースでも使用することができます。
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タッチパッド
ノートパソコンやタブレットのように、指をで触れて操作できる入力装置です。
2本指での操作、3本指での操作など、あらかじめ操作方法を覚えることによって、便利でスムーズな作業が可能になります。