トラックボールは、マウスそのものを持って動かすのではなく、ボールを回転させることで、カーソルを移動させることができる入力装置です。

私が腱鞘炎の時に試したのはこの2つです。

ケンジントンのトラックボール

まずはケンジントンのトラックボールから。

大きさ的には、小さい手の私にはやっぱり大きくて、普通に手を置くとこんな感じです。

なんとか指先がボールに届きますが、このまま指先だけでコロコロするのは結構しんどいです。

指先に力が集中するのでボールが重く感じました。

感じるというか、このボール、結構大きくて重いです。115gあります。

かといってボールに指をあわせて使っていると、手の平で手前のボタンを押してしまって意図しない操作が行われることがあるから注意が必要。

だけどこのトラックボール、悪いばかりじゃありません。

このトラックボールの良いところは、利き手じゃない方の手での操作がとっても楽、ということです。

ぎこちない操作にならないので、腱鞘炎の手をいきなり解放してもストレスになりませんでした。

とはいえ、ピンポイントでカーソルをあててクリックしたりドラッグしたり、という操作はやっぱりマウスにはかないません。

慣れればスムーズにできるのかもしれませんが、私はこれがイマイチで作業効率がマウスの頃より落ちました。

・・・って、

文句を言っているのか褒めているのか、中途半端なレビューですが、操作にさえ慣れれば、腱鞘炎の痛みが辛い人にはおすすめです。

特に、肩から腕の痛みで辛い人にいいかもしれません。

ちなみに、手前を少し高くすると、手が届きやすくなりますし、手首を浮かせず支えることができるので楽です。手首だけじゃなく、腕からしっかり支えるのがポイントです。

ただし、腕を置く高さが高くなる分、椅子が低いと肩に負担がかかりますので注意してくださいね。

写真はファイル1冊分です。

さらにもうひとつのおすすめは、タッチパッドやマウスとの併用です。

左手でトラックボール、右手でマウスかタッチパッド、という風に手を使い分けることで、体にかかる負担を左右に分散させることができます。

ロジクールのトラックボール

次は、ロジクールのトラックボールを使ってみたのでご紹介します。

使いやすいと評判だったので買ってみたんですが・・・こちらは残念。
手が小さい人向けではありません。

↓こんな風に普通に手を置くと、

↓指が届きませんでした(泣)

手を前に出して使えなくもないですが、手のひらが圧迫されて疲れてくるのであまりおすすめではありません。

ボールの大きさはこれくらいです。

親指でコロコロできるので、全体のサイズが小さければとっても使いやすそうなんですが・・・。
こちらは手が大きい人(普通サイズ以上?)におすすめのトラックボールです。

ケンジントン SlimBlade Trackball 72327JP

LOGICOOL ワイヤレス レーザー式 5ボタン M570

トラックボールを購入者の口コミで選ぶならこちら

【この記事を書いた私の手のサイズ】

手のひらが広く、指が短いタイプのブサイクな手ですが(汗)
「小さい手」の目安になれば嬉しいです(^^)

性別:女性
身長:151cm(全体的に小柄)

中指の先から手首のしわまでの長さ:16cm

手が小さい人向け!
マウス腱鞘炎に優しい入力装置ランキング

手が小さい私が、腱鞘炎になった時に実際に試して良かった入力装置のランキングです♪

  1. ペンタブレット

    ペンタブレット

    ペンタブレットは、ペン型の装置と板状の装置を組み合わせて使うもので、主に、画像を編集・加工したり、イラストを描いたり、細かい作業を快適に行うために使用されます。

    私がマウス腱鞘炎の時に使用して、一番痛みが軽減されたおすすめの入力装置です。

  2. トラックボール

    トラックボール

    マウスを移動させず、ボールを回転させることでマウスカーソルの操作ができる入力装置です。

    マウスを移動させないため、狭いスペースでも使用することができます。

  3. タッチパッド

    タッチパッド

    ノートパソコンやタブレットのように、指をで触れて操作できる入力装置です。

    2本指での操作、3本指での操作など、あらかじめ操作方法を覚えることによって、便利でスムーズな作業が可能になります。